やさしいけしき完成

やさしいけしきが全曲完成しましたね。
演奏会まで2ヶ月半、すでに完成している曲は、かなり歌いこんでいるので後半の曲の歌いこみに重点をおいて行きましょう。

やさしいけしきは委嘱作品のため詩の読み込みに時間を割くことが出来ませんでした。
これからは詩からのアプローチを心がけて行きましょう。

レトリックについては以前、説明しました。

次は詩に対してのアプローチについて。

先ずは、すでに歌いこんでいる前半の曲の詩を読んでみましょう。
どんな時でもいいです。
自宅でじっくり読むよりも通勤途中などの方が良いかもしれません。
不思議と、そういう時間の方が偏見なしに詩の意味が感じられたりするものです。

はじめはメロディーが浮かんでしまうと思います。
でも、あえて音楽から切り離して読んでみましょう。
新しい世界が見えて来るはずです。

作曲家が詩を読んでどんなイメージを持ってメロディーを作ったのかを想像できれば
しめたものです。

詩ありきの曲ですから、詩からのイメージを感じることが大切です。

特に歌いこみが進んでいる曲に関しては、思い込みが強すぎて、感情論に流されて
いる部分が多いことを理解してください。
音楽はマスターベーションでは意味がありません。

お客様に伝えるために演奏するのですから。

参考文献

詩を読む人のために 三好達治 岩波文庫
レトリック感覚 佐藤信夫 講談社学術文庫