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やさしいけしき

大熊先生の合唱組曲 やさしいけしき がいよいよ第6曲目まで完成しました。

全曲で8曲ですから、あと2曲で完成です。

みなさん感じられていると思いますが、全体の大きな流れが見えてきましたね。

特に4曲目の梢には曲集を通しての山を感じます。ト長調のコードの上に乗ったメロディーは調性を目まぐるしく変えながら、最後は初めのト長調に戻ってきます。

さらにこのメロディーは大熊節と言えるもので、作曲家ならではの透明なもので、まどみちおの詩を引き立てています。

前回の練習で簡単に説明しましたが、作曲家は前半でレトリック表現(現実に無いものをあるように表現する技法)の詩を多用していますが、後半では、現実描写へと詩の選択を変えてきています。
意図的かは別として全体構成が非現実から現実へとシフトしてきているのだと想像されます。

大熊先生によると、あと2曲は静かに終わるか、壮大に終わるか悩んでいるそうです。
いずれにしろ、現実感のある終わり方になるように思っています。

そんな事を想像しながら練習しているだけでも、未完成の曲を演奏することの面白さを実感できると思いますよ。